【体験談】適応障害やうつ病などの心の病気かな?と思ったらやったほうが良いこと
僕は適応障害というこころの病気になり退職しました。
その経験から、体調が優れなくなってきたと感じたらやったほうが良いと思うことをまとめました。
前提として体調を崩してまで働く必要はないと思っています。
上司や先輩に相談する
一番近い上司や先輩に相談しましょう。
いきなり課長や部長に相談できる人はそれで良いと思います。
自分の今の症状や何がしんどいか正直に伝えてみると良いと思います。
もし、この人に相談しても良い方向に進まなそうだなと思ったら、
その人に相談するのを辞めましょう。
こころの病気にあまり理解のない人も多いです。
僕は自分のチームの上司に、
「耳鳴りと頭痛の症状が出ていて、新規開拓が一番しんどいです」と伝えました。
めちゃくちゃ勇気を振り絞りました。
伝えることができたので前に進むことができました。
同期や友人に相談しよう
信頼できる同期や友人に相談しましょう。
話を聞いてくれて解決に向けて協力してくれるかもしれません。
要注意なのは、その人が他人に言いふらす可能性があることです。
ですので本当に信頼できる人に相談しましょう。
無理に相談する必要はありません。
相談することでストレスになるのなら相談しないほうが良いと思います。
僕は同期には相談したくないなと思っていたので友人に相談しました。
「だいちはどうしたいの?」と親身になって話を聞いてくれたおかげで、
上司にも相談できました。
産業医の先生に相談しよう
企業と提携している専門の医者に相談しましょう。
企業と産業医の先生が提携し、いつでも相談できるシステムがあります。
費用は企業の負担で、働く上での悩みなどを聞いてもらうことができますので、
総務担当の方などに「産業医の先生と面談がしたいです」と伝えましょう。
僕はマネージャーからの勧めで産業医の先生と面談をして、
「適応障害」という病気のことを知りました。
自己負担無くいろいろ相談でき、
専門家に意見が聞けるので解決に向けて動き出すことができます。
一度相談してみることをオススメします。
心療内科を受診してみよう
産業医の先生に相談し、必要だと感じたら心療内科を受信してみましょう。
お医者さんに相談し、様々な検査をして薬を処方してもらえます。
自分がどういう部分でストレスを感じるのか詳しく分析してもらえますので、
症状の回復に向かうことができます。
僕は不安を取る薬と睡眠導入剤を処方してもらいました。
睡眠導入剤を飲み始めてしっかり眠ることができるようになりました。
不安を取る薬は効力があまり無く少し強めの薬に変えてもらいました。
依存性が高い薬もありますのでお医者さんと相談しながら服用しましょう。
休職をしよう
薬を飲みながら働いても回復が見込めないときは休職することをオススメします。
薬を飲みながら働くと、どうしてもどんどん薬が強くなっていってしまいます。
身体に溜まったストレスを取り除くには休職するのが一番だと思います。
休職して、仕事から離れてから気づけることがたくさんあります。
僕は2ヶ月休職しました。
少し症状は回復しました。
ですが、会社用に携帯電話を持っていたのでたまに顧客対応をしたり、
復職予定の日が近づいてくると症状が悪化したり不安感が強まったりしてきました。
そこで気づきました。
僕は復職しても治らないと。
休職したら「復職後が大変〜」とが「将来が〜」と言う方もいますが、
今の延長線上にしか未来はありません。
しっかり治さなければ病気と闘い続ける人生になってしまいます。
退職しよう
復職しても回復しない場合や悪化している場合は、
退職してしっかり休むことをオススメします。
完全に仕事から離れて、溜まったストレスを無くしましょう。
僕は2ヶ月休職した後に退職しました。
休職期間中よりも確実に回復しています。
僕は症状が出てから長い間働き続けてしまったのでたまに症状が強く出てしまいますが、
それでも確実に軽くなっています。
今はライターとして少しづつ活動しています。
嬉しいことに仕事もいくつか頂いており、
ゆくゆくは生活するには問題ないくらいの金額がもらえるようになりそうです。
そのときは週5位のペースで書く必要があるのでしっかり回復してからですけどね。
先ほども申し上げましたが、
「会社を辞めたら将来が〜」という人は必ずいます。
でも僕は健康的な身体で生きていきたい。
健康でなければいくら富や名声があっても意味が無いと思います。
退職するかどうかは悩んでください。
そして自分の人生を自分で決めてください。
それは自信になります。
辞めても大丈夫です。
辞めただけで幸せに一歩近づきます。
助けて欲しいと言おう
「助けて欲しい」「力を貸して欲しい」と言いましょう。
親、友達、上司、同僚など信頼できる人の力を借りましょう。
こころの病気は一人ではなかなか治せません。
「病気のことを言ったらどう思われるだろう」と思う方もいると思います。
僕も最初はそうでした。
でも確実に言えるのは、
相談できたから回復に向かうことができて、
やりたいことも見つかり、自分に自信が持てるようになったということです。
健康になりたいと思うなら、
勇気を持って相談してみましょう。
必ず道は拓けます。
最後に
僕もまだまだ闘病中ですが、僕が力になれることがありましたら協力したいです。
悩んでいる方がいらっしゃいましたら僕でよければ相談に乗ります。
一緒に乗り越えましょう。