僕は主役になってもいい
誰かのサポートをして、その人が輝くのは嬉しい。
僕の力が誰かの役に立つのは嬉しい。
だから僕は脇役でも良いとずっと思ってた。
でも、脇役もいいけど、
僕も主役になりたい。
自分にはできないだろうと思ってたけど、
やっぱり僕も主役になりたい。
僕は主役になってもいい。
昔はみんなの前に出ることが好きだった
小学生の時はみんなの前に立って色々することが好きだった。
学級委員長みたいなやつも毎年やっていた。
あの頃はなんか仕切るのが好きだった。
なんも怖いものは無かったし、みんなの前に立つのも全然怖くなかった。
失敗するのが怖くなった
中学生くらいからかな〜、急に失敗するのが怖くなった。
周りの目がすごく気になるようになって前に出たくなくなってしまった。
なんでだろうなぁと思ったけどよく分からない。
勉強はそこそこできたけど、野球部に入っていて野球があまりうまくなかった。
小学生の時はレギュラーだったけど中学は全然背番号ももらえなかった。
後輩に抜かれていくのとかが嫌だったのかな〜。
誰かのサポートすることに喜びを感じ始めた
僕は高校に入ってラグビーを始めた。
ラグビーはボールを持ってない選手がとても大事。
みんなのサポートがあって初めて点が取れる。
そんなラグビーが自分には合っていた。
僕はボールを持って走るのは苦手だった。
手先が不器用だし足も遅いから。
でもタックルとかスクラムとか他のことで一生懸命に貢献することができた。
だからボールを持たなくても活躍できるラグビーは好きだった。
この頃くらいから僕は前に出るんじゃなくて誰かのサポートをしたいな〜と思うようになったみたい
前には出ないように失敗しないように生きた
大学時代は本当に失敗したくないと思って過ごしていた。
部活もやってたけど本当に失敗しないようにしてた。
スポーツやってる人なら分かると思うんだけどミスしちゃいけないって環境ってすごくしんどいですよね。
しんどかったなー。
就活期はちょっと変わりたいなと思っていて「挑戦」をテーマにしていた。
失敗するのは怖いなりに頑張っていた。
行きたい会社を最終選考で落ちた時はすごく落ち込んだ。
それでも挑戦したいと思ったから営業の会社に入社した。
失敗するって悪くないかもと思った社会人
失敗がとても怖い僕は営業として社会人になった。
数字を達成しないと「未達」というレッテルを貼られる職種についてしまった。
失敗したくないから営業電話をかけることや飛び込み営業をするのが怖かった。
お客様に会っても全然喋れなくて先輩にほとんど喋ってもらうこともあった。
でもやっぱり変わりたかった僕は、少しづつ挑戦し始めた。
小さい失敗からとてつもなく大きな失敗もした。
しんどかった。
でも失敗するとすごい学びが大きくいろんなことに気づける。
精神的ダメージがあったけど失敗することを恐れずに挑戦すると成長できる。
失敗も意外と悪くない。
成功と失敗を繰り返して僕は主役になっていた
失敗を恐れて何もできなかった僕は、挑戦することができるようになってすごく成長した。
目標数字も達成できるようになったし、すごい額の売り上げを作ることもできるようになった。
みんなの前で色々と共有する機会も増え、ついには全社表彰もされた。
気づけば自分自身の力で困っている人を助けることができるようになっていた。
失敗したくないからみんなの前に出たくない、誰かのサポートができればいいと思っていた僕はいつの間にか自分の力でみんなの前に立てる「主役」になっていたのだ。
なんだか懐かしい気分だった。
あぁ、僕は主役になってもいいんだ。
そう思った。
僕はやっぱり主役になりたかったんだ
僕はやっぱり前に出たいんだ。
主役になりたいんだ。
「でも失敗するのは怖いし周りの目が怖いから、主役は誰かに任せて僕は脇役でいいや」なーんて僕は思っていた。
逃げていただけだった。
僕は自分の人生の主役だ。
だから自分が生きたい道を進むんだ。
失敗しても周りから何を言われようとも僕はこの道を進む。
それが「主役」として生きるということ。
みんな主役になっていい。
みんな自分の人生の「主役」だ。
別に前に出ろとは言わない。
誰かのサポートをしてもいい。
でもその誰かに頼りきりになるのは良くないんじゃないかな。
自分で挑戦して、成功することも失敗することもある。
失敗するのは怖いけどその先に大きな学びと成長がある。
大事なのは自分で挑戦すること。
自分の人生を「主役」として生きるために。
自分で理想の幸せを掴むために。
「こういう人生を生きたいな」とか「こんなことしてみたいな」と思うだけでなく実際にそれを目指して行動する。
それができて初めて「主役」になれる。
誰かに依存するのではなく、自分が「主役」である人生を進もう。
自分の人生なんだから。