人見知り営業マンが語る鉄板雑談ネタと入り方、NGネタ。
人見知りなこともあり、とにかく初回アポが苦手でした。
特に雑談が苦手で、めちゃくちゃ緊張して何を話していいか分からなくなる時もありました。
そんな、僕が初回アポで緊張せず話し、スムーズに雑談を行い受注に繋げ、最終的には2年目で達成率全社トップを達成できたのでその方法をお伝えします。
雑談の成功の鍵は「事前準備」
事前準備に力を入れることで自信を持ってアポに挑むことができます。
緊張してしまうのは、お客様に悪い印象を与えてしまったらどうしようという気持ちがあるからだと思います。
僕自身はそうでした。
ですので、アポに行く際に徹底的に事前準備を行い、どんな質問が来ても答えれるようにしていました。
その結果、お客様のことが詳しくなり、スムーズに雑談に入れるようになりました。
お客様の会社をとことん調べる
お客様の会社をとことん調べましょう。会社のホームページを隅からすみまでみて、お客様のことを詳しくなりましょう。
僕は求人広告を売っていたので、ホームページに加えて昔出していた求人広告も全部調べていました。
こうすることで、このお客様のことならなんでも知っているという状態になり、自信を持ってアポイントに挑めます。
雑談の内容を決めておく
アポイントの初めは雑談で始まるのが基本です。僕はこの雑談が苦手だったのであらかじめ話す内容を決めていました。
ホームページに書いてあった新商品の話、近所の飲食店の話、最近の業界の動向の話などある程度テンプレート化することで雑談をスムーズに行うことができます。
先輩には会社の中に入ってからポスターとか特殊なものをみて雑談するというツワモノがいましたが僕はアドリブも苦手なので事前に決めておく方が楽でした。
もちろん雑談が嫌いなお客様もいますので、雑談を振ってみて反応が悪かったら即刻切り替えましょう。
雑談のテンプレートを作る
僕は初回アポに行く時にある程度雑談をパターン化していました。これを繰り返し使って行くことで今では雑談の準備をしなくてもスムーズに雑談に入れるようになりました。
僕がいつも使っていた雑談を紹介します。
ホームページに書いてあることを質問する
ホームーページを読んだ時に、最新商品や情報が乗っていることが多いのでそれについて質問します。
新商品だったら「商品の売れ行きの初速はどうですか?」や「どれくらい開発に費やし担ですか?」などのHOWを問う質問が使えます。
新情報に関しては様々あるのですが、支社ができるなど場所が変わる物に関しては、「どうしてそのエリアに決まったのですか?」など、こちらもHOWの質問が使えます。
少しビジネスチックな話になるので、コンプライアンスに触れないように注意が必要です。
周辺の飲食店の話
僕としては話しやすくお客様も答えやすい周辺の飲食店の話です。
都心部でも郊外でも対応できます。
まず都心部では、「なかなかお昼ご飯食べるところも多いと思いますが、どうやって決めてるんですか?」や「飲屋街が近くにありますがよくいかれんるんですか?」、「このエリア初めて来たんですけどオススメのランチはありますか?」みたいな質問がベターです。
ただ、初回訪問なのにこんな話するのかと思う人もいるので注意して使いましょう。
社内について
お客様の社内に関することについても雑談に使えます。
例えば、ユニークな制度を使っている会社には「この制度は面白いですね!どうしてできたのですか?」みたいな話ができます。
僕が以前訪問した会社では、従業員の健康を気遣うために野菜を支給する制度があり、それについて質問したところ盛り上がり過ぎてしまいました・・・(笑)
また、オフィスに入ってからでも雑談のネタを見つけることができます。
僕の先輩社員は「節電」という社内掲示されているポスターをみて、「環境問題に会社をあげて取り組んでいるのは素晴らしいですね」と話しており、お客様の心を掴んでいました。
ネタや褒めるところはどこにでもあるなと感じました。
天気について
僕はあまり好きではありませんが、「暑くなって来ましたね〜」「過ごしやすい気温になりましたね〜」と話し始めることもできます。
ただこの話題では非常に話が広がりにくいので注意しましょう。
NGな雑談ネタ
雑談に関してはなんでも良いという場合が多いですが、お客様が嫌いなもの・苦手なものの話を振ってしまうことがあります。
特に注意したいネタについて紹介します。
政治
政治の話は非常に注意が必要です。支持している党が全然違うことでお客様から不信感を抱かれてる場合があります。
また、お客様が政治に詳しい場合、自分の勉強不足が露呈ししまうのであまりオススメしません。
宗教
宗教も注意が必要です。お客様が信仰している宗教がわからないまま失礼な意見をぶつけてしまう場合があります。
こちらに関しては2度とお会いできないと怒られる場合があります。自分が信仰している宗教をいうことで相手が不快になる場合もあります。
十分に気をつけましょう。
プロ野球
プロ野球の話も注意が必要です。応援しているチームが違ったり、お客様が熱狂的なファンだったりなど思わぬところでお客様の怒りを買う場合があります。
もちろんお客様がプロ野球が好きと分かっていれば話してもいいかもしれません。
仲良くなるまでは気をつけたほうが良いと思います。
最後に
ここに書いたのはあくまで例です。
これが必ず成功する訳ではありません。
ですが、本当に雑談が苦手な方のお役に立てると思います。
営業に関して何か質問がありましたら私のツイッターのDMで気軽にご連絡ください。