派遣という働き方。託児所・保育所有りなど意外と高待遇
派遣社員ってどんな働き方なんだろうと思う方も多いと思います。
僕は採用コンサルタントとしてたくさんの企業の人事、求職者の方とお話をしてきましたので、その経験を基に派遣社員について説明させて頂きます。
派遣社員とは
派遣の場合は「派遣元」より紹介れた「派遣先」企業で仕事をするという働き方。
雇用契約は派遣元の企業と結部。
勤務中の業務指示は等は実際に働く「派遣先」の社員から受けるが、給与は「派遣元」から支払われる。また、託児所などの福利厚生も「派遣元」のもの利用できる。
仕事や「派遣先」の企業について気になることや困ったことなどがあれば、「派遣元」のスタッフにいつでも相談できる。また定期的に面談の時間を取り、そこでも相談できる。
派遣登録をした後に仕事の紹介を受け、派遣先で仕事を始めた日(派遣契約期間開始日)より雇用関係が成立する。
派遣契約期間が定められ、その期間が終わると雇用契約も終了する。
引き続き同じ派遣先で働く場合や違う職場で働く場合は改めて雇用契約を結ぶ。
派遣は少し不思議な働き方です。
あなたが人材派遣株式会社(仮)という派遣会社に登録したとします。
そこでコンサルタントやアドバイザーと言われる方から仕事を紹介してもらいます。
あなたは派遣先株式会社(仮)での半年間という期間の仕事を紹介されその企業で働くことを決めます。
その企業で働き始めた日が派遣契約期間開始日となります。
途中で何度かコンサルタントやアドバイザーの方と面談の機会があります。
そこでは仕事のこと、派遣先の企業のことなど不安や悩みなどを解消してくれます。
派遣期間が終了するタイミングでその企業で継続して働くか、それとも違う企業で働くかを決め、改めて雇用契約を結ぶという形になります。
これを繰り返していくのが派遣社員として働くということです。
派遣社員のメリットは?
派遣社員のメリットをいくつか紹介します。
福利厚生が充実している。特に主婦さん向けの
派遣元の企業の福利厚生が充実しています。
例えば旅行にいく際に補助金が出たり、資格を取る際も補助金が出たりします。
正社員じゃないのに所属しているだけで色々な補助が出るのは嬉しいですよね!
また、主婦さん向けに企業内保育所やベビーシッター、家事代行のサービスを充実させているので、安心して働くことができます。
普通の企業よりも福利厚生という面では充実しているかもしれません。
仕事内容と勤務時間が固定されている
派遣先の企業と雇用契約を結ぶ際に、勤務時間と仕事内容を決めます。
派遣社員は決められた仕事内容以外の仕事をしません。残業もしません。
ですので、決められた仕事を決められた時間できちんと行うということは最大のミッションになります。
決められたのと違う仕事をしたり、決められた時間以上の仕事をすると契約違反になってしまうので、派遣先の企業も気をつけている部分です。
子育てをしていて決まった時間にお子さんを迎えに行きたいという人にはオススメです!
派遣社員のデメリットは?
派遣社員として働くデメリットを紹介します。
契約期間が決まっており、継続できるかどうかはわからない
半年や1年など契約期間が決まっており、そこで一度契約が終わります。
ここで同じ企業で再契約できるかどうかは全くわかりません。
雇用先の企業でその仕事の需要がまだあり、企業から引き続き同じ方にお願いしたいですというオファーがあれば、再契約できると思います。
ですが、その企業と人材がマッチングしていなかったり、そん事業立ち上げに当たって急な人材補充のための派遣社員の雇用だったりすると、再契約は難しいです。
もちろんすごく長く同じ企業で働き続ける場合もあります。
基本的にはある程度の期間で職場が変わるものだと考えて頂きたいです。
給料は正社員よりは低い
派遣社員の給与イメージですが、正社員より低くアルバイトより高いという感覚を持って頂きたいです。
給与は雇用元の会社から支払われます。
契約の際に決まっている給与が上がることは基本的にありません。
また、ボーナスも基本的にありません。
仕事内容も固定されておりますので、パフォーマンスが高くても給料が上がりません。
ここは派遣社員として働く際には受け入れなければならないところです。
派遣社員登録を検討されている方へ
まずは派遣の登録会や説明会に参加してみましょう。
派遣会社を選ぶ際に1社のみしか登録しない方はほとんどいません。
何社か見た上でどこの派遣会社を使うか選ぶと良いでしょう。
最後に
派遣という働き方は安定して、子育てと両立して働ける素晴らしい雇用形態だとおもいます。
ぜひ様々な会社を見た上で良い企業で働いて欲しいと思います。